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未適応の身体

作成年月日
2007年03月04日 05:37

数日前からまたもや痔に悩まされる。前回罹ったのはいつだ?えーと、2005年10月10日?大昔じゃんよ……。仕事も趣味も全て座ってやるものばかりなので、一日の活動時間のほぼ全てを椅子の上で過ごしているこんなライフスタイルが原因だという事は明白なのだが、それにしてもそれだけ座り続けているのであればそれ相応に鍛えられたり適応したりしても良さそうな物だろう。

前回お世話になった「プリザS軟膏」がまだ残っていたのでそれを使ってみたが賞味期限切れなのかちょっと効き目が弱いように感じて、同じ物を再度購入。塗ってみるも状況は改善されず、仕事をしてはベッドに倒れ、体力を回復したらまた仕事という有様である。痔と体力に何の関係があるのか未体験の人には分からないだろうから説明するが、痔の痛みは臀部の奥底の筋肉を常に緊張状態に陥らせる為、まるで24時間片足立ちで生活している様な疲労感に襲われるのである。これでも分からなければロベルト=カルロスのフリーキックを肛門の一点に24時間打たれ続けている感じを想像して貰えれば良い。

改めてこのテキストアーカイブを眺めてみると痔に限らず色々な病歴(「持病?」「虫歯のプロ」「もう一度正規表現」)がずらりと並ぶ。どれもこれも不摂生や極端な生活習慣が原因の物ばかりなのが失笑を誘う。生死に関わるような大病に見舞われていない事には感謝する他ないが、贅沢を言わせて貰えるなら24時間椅子に座っていても平気な体か環境が欲しい。試した事が無いので分からないのだが十何万円もする様な椅子を買えばその望みは叶ったりするのだろうか。