unlimited blue text archive

4月アニメ考査(第4段)

作成年月日
2006年04月14日 22:49

判断保留


『うたわれるもの』
プロモーションムービーを見た時は獣耳のヒロインや節操の無い世界観が目に付いてあまり期待しなかったのだが、蓋を開けてみれば随分とまともに作ってあった。キャラクターのパーソナリティが落ち着いていて、セリフも随分と練られている。寄せ集め感が強いと思われていた世界観も美術の頑張りもあって最低限の説得力を獲得している。(原作ゲームを知らないのだが、もしかしたらこの寄せ集め感はストーリーに関係しているのかも知れない)
『BLACK LAGOON』
これまた欠片も期待していなかった作品だが、案外面白かった。美人のねーちゃんと拳銃という組み合わせは「MADLAX」や「グレネーダー」といったトラウマを刺激するのでついつい敬遠してしまうのだが、主人公はちゃんと別にいて(平凡なサラリーマン)おかげですんなりと感情移入出来た。
『獣王星』
原作は昔読んだような気がするのだがまるで思い出せん。記憶の錯誤だろうか。ストーリーの為のキャラクター配置という趣が強い気がするが、シナリオ、絵コンテはオーソドックスに作ってあるので、あまりもったいぶらずに話を進めてくれれば視聴を続けられそう。

ウチの環境でチェック出来るものは大体出揃ったようだ。どの番組も始まったばかりだが、今期は期待出来そうな作品が多くて(いつもそう言っては最終回で泣く羽目になっている様な気もするが)なかなか楽しみである。