unlimited blue text archive

4月アニメ考査(第2段)

作成年月日
2006年04月07日 21:42

切る気満々

有望株


『魔界戦記ディスガイア』
原作ゲームはプレイ済み。ストーリーの組み替えが功を奏しているとはとても思えないのだが初見の人間から見たら気にならないのだろうか。展開が駆け足な割に情報量が少なくてどうにも滑っている様に見える。
『プリンセス・プリンセス』
その設定のあまりの突飛さと生理的な「ありえなさ感」がまともな視聴を阻んでしまい、最期まで入り込めなかった。女装した男を皆が揃って喜ぶなんてありえないだろう。
『ZEGAPAIN ゼーガペイン』
最近は希少種になりかけているロボット物だけに一縷の望みを託していたのだがどうも対象年齢が低そうだ。主人公のキャラ立てがちょっと強引。作中のシチュエーションも見飽きたものばかりだが、それは見る側が小中学生なら問題にはならないか。おっさんが楽しめるような番組では無さそうだ。
『きらりん☆レボリューション』
15分切り。なんだこりゃ。
『THE FROGMAN SHOW』
WEBで公開されていたFLASHがテレビに進出。さして期待していなかったが『錬金3級 まじかる?ぽか〜ん』を遙かに凌ぐ天丼の嵐に笑い死にかける。FLASHなのでビジュアルの情報量が微々たる物である替わりにテキスト(セリフ)の情報量が半端ではない。
『XXX HOLiC』
同作品の劇場版に続きテレビ版も水島努が監督。『撲殺天使ドクロちゃん』『大魔法峠』で一躍我が家のヒーローになった監督だけに普段肌に合わないCLAMP原作でも結構期待していたが順調な滑り出し。騙りの女の子の猿芝居は嫌悪感を感じさせはするものの、淡白なキャラクターデザインと絵コンテのおかげで後を引く程ではない仕上がりで、この監督のバランス感覚の良さを感じさせる。『大魔法峠』の続巻に支障が出ない程度に頑張って欲しい。